こんにちは。
サラリーマンを23年間も続けた北脇です。
私が最も面白かったのは
仕事そのものよりも
「出世競争」です。
もともと人と競争することが好きだったし
「勝つ」という快感は
何にも変えられるものでは
ありませんでした。
実際あらゆる敵をなぎ倒し
勝つつもりでいましたし。
よくマインド系の話で
「人との争いではなく
結局自分との闘いだ」
なんて聞きますが
私には何の話だか
さっぱり分かりませんでした。
ずっと
人に勝った方が気持ちいいじゃん
って思ってました。
今でも
サラリーマンで一番面白いのは
「出世競争」だと思っています。
もちろん
いろんなことをしました。
営業だったんで成績はもちろんのこと
・ゴマすり
・年賀状、お歳暮
・飲み会お供
なんてのも一生懸命やりました。
ただ
根がSなんで
最終的にはバレましたが・・
では
なんでそんな好きだった
「出世競争」を辞めて
独立したのかというと
サラリーマンの出世のシステムに
「派閥争い」が混じってるからです。
このことは分かっていはいましたが
軽く考えていました。
そうはいっても
実力7割 コネ3割くらいだろう
くらいに。
ただ最終的には
これは甘かったです。
平の担当の時はそういう感じですが
中間管理職に上がると
その上に行くには
コネ7割 実力3割
くらいになります。
しかも
付く人を間違えると
子分もろとも出世しません。
出世した人が自分の子飼いを
上にあげるからです。
これは非常にリスキーな賭けだと
思いませんか?
みなさん!
なぜかと問われたならば
親分の胸先三寸だからです。
つまり
自分ではコントロールできないところで
65歳前後までの生き様が決まります。
要するに
派閥のリーダーを選ぶ選択が
いわゆる「運命の選択」になります。
一生懸命ゴマすってた相手が
コケたら地獄に落ちます。
その上派閥のリーダーが隠居しないと
その席は廻ってきません。
でなければ
それこそ「革命」を企てるしかないのですが
それはフランスで王を処刑するより難しい。
なぜなら仲間を募らないとですが
その仲間が不満を抱いてないからです。
つまり
101回目のプロポーズより無理筋です。
実際考えたこともあり
密かに仲間に語ったこともありますが
絶対無理です。
ま・ん・ぞ・く
という壁は壊せません。
これは競争というより
非常に投機性の高いギャンブル
じゃないでしょうか?
最初に気づけよ!
という声も聞こえてきますが
ある程度出世しないと
見えない景色もあります。
ということで
私は遅ればせながら独立しました。
こないだそんなことを
サラリーマンの友人に言ったら
「そんな事
早々に諦めるのが普通だよ」
って言ってました。
私は彼が何を言っているのか
しばらく理解できませんでした。
出世を諦める!?
正気か?
では何のために?
奴隷のような生活を?
王様になるのを夢見て
耐えてるんじゃないのか?
でも
よくよく考えたら
彼が言ってることの方が
正しいかもしれません。
だって
すごく狭い関門を突破して
確率から言ったら非常に
低い確率で王様になったとしても
その時何歳になるのでしょうか?
定年間近か
もしくは死ぬ前一瞬か
ならば
死んだようにプライベートに徹するか?
そういえば彼は
家族を生きがいにしてました。
僕は?
そういうタイプじゃない!
うーん。
ということで
会社を辞めました。
ではまた!
次回は
「サラリーマン的ハッタリの使い方」
です。
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