こんにちは。
若い時は
ひたすらイニシエの営業をしていた
キタワキです。
昔は今と違ってスパルタで
大変怖い人が多かったです。
今でもそうなんですかねー。
とにかく営業成績で人格が
評価されるんで
売れない営業は人として
扱ってもらえませんでした。
人権なんてありません。
それこそ
常にプレッシャーかけられ
先に帰ろうもんなら
灰皿が飛んできました。
そうです。
僕が若い頃はまだオフィスに
灰皿があったんですよ！
今では信じられませんよね。
そんなんで
オフィスは常にモクモクでした。
みんな吸ってたし。
吸わない人は
大変だっただろうなあ。
女子社員とか。
男は大概吸ってたし
印象としては8割くらいの人が
モクモク派でした。
営業って喫煙率高いですよね。
仕事内容がヤクザなんで。
僕もタバコ吸いながら
電話打ちしてました。
電話打ちって知らないですよね。
イニシエの営業スタイルで
夜、見込み客に電話して
アポイントとるアレです。
今でもやってるんですかねー。
僕らは不動産の営業なんで
夜7時から
一斉に電話かけまくってました。
「お世話になります。〜ホームの北脇です。
住宅ローンってお得なの知ってました？」
とか。
ただ
見ず知らずの若造が
突然お得話を振ってくるなんて
怪し過ぎます。
当然
知るかボケ！ガチャン！
みたいな反応がほとんどで
中には
精神的にやられてしまう人も
いました。
オマケに上司は
歴戦の強者なんで
そんなん根性が足らんからや！
いいからやれ！
みたいな人がほとんどです。
まあまあ
離職率が高いのも分かりますよね。
ただ
この頃僕はある法則に気づきました。
それは
「どんなオファーでも一定の確率で成功する」
って事です。
つまり
いいオファーなら
確率は5人に1人だが
ダメダメなオファーでも
例えば20人に1人はOKする。
みたいな。
もちろん
いいオファーの方が
すぐアポが取れて
楽ですが
かといって
ダメなオファーでも
特殊な人はアポが取れる。
カッコよくないけど。
要するに確率論である
って事です。
文字にすると
どうって事ないですが
僕にとっては発見でした。
具体的に言うと
「500万サービスするんで会いませんか？」
と
「とにかく会いませんか？」
の差は単に確率が良いか悪いか
だという事です。
という事は
良いオファーを考える時間、手間、経費と
悪いオファーで成功する時間、手間、経費
との天秤だなー
と思いました。
つまり
良いオファーを考える時間に
数をこなせばトントンだな
という結論に至りました。
要するに
悪いオファーが
20人に1人ならば
19人に断られる事を前提に
電話打ちをすれば良いんだ。
という事です。
それからは
いかに早く19人に断られる過程を
通過するかという事を意識しだしました。
そうすると
断られる事が全然嫌じゃなくなり
次から次へとアポが取れました。
だって
単に確率論なんで
19人に断られれば
次は成功するって分かってるんで。
もちろん良いオファーの方が
早く到達しますが
だからといって
そのオファーが思い付かなかったり
思いつくまでに時間がかかったり
経費がかかったら
どのみち一緒か
もしくは損です。
この発見は
最近でいうと
メルカリ交渉仕入れに生きてます。
だいたい交渉成約率は
10人に1人なんで
どんなに出品額とオファー額に
差があったとしても
早めに9人に断られよう
という意識になるんで。
オファーの質に関係なく。
こんな事言う人
まずいないですよね！
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