こないだ嫁に家事代行サービスを提案して
反対された北脇です。
でも
月2万くらいで掃除、洗濯してくれるなら
いいと思いませんか?
その分仕事できるし。
家事は自分らで
という
固定概念を外せばメリットは深いと思います。
何でも自分でやりたがると
デメリットしかありません。
というか自分でできることは限られてるので
相当マルチな人でも狭い行動範囲になります。
もっと大きく言うなら
江戸時代の日本は
鎖国だったので他国に遅れました。
今、関係ないじゃん!
って思いましたよね。
貿易がなぜ大事か。
保護貿易がなぜ富につながらないか。
という話から
いつものように
外注化に繋げますんで
最後まで読んでください。
貿易に関して言えば
「比較優位の法則」が有効です。
例えば
日本は就労人口の半分づつ使って
パソコン:100万台 コメ:50万トン
作る能力があったとします。
タイは
パソコン:30万台 コメ:40万トン
だとします。
どちらも日本が絶対優位ですが
日本がパソコンに比較優位
タイがコメに比較優位
という言い方をします。
そこで日本は
コメの従事者の半分をパソコンに移動させると
パソコン:150万台 コメ:25万トン
タイは全員をコメに特化させると
パソコン:0台 コメ:80万トン
になります。
そうすると
両国合計の総量は
パソコン:130→150
コメ :90→105
となり総量が増えます。
貿易により
日本がタイにパソコン40万台
タイが日本にコメ30万トン
輸出すると
日本
パソコン:110万台 コメ:55万トン
タイ
パソコン:40万台 コメ:50万トン
となり貿易をする前よりも豊かになります。
いわゆるwin-winです。
ゆえに協力したほうが
協力しないより生産量が上がる
ということが数字上も証明できます。
これを転売に置き換えると
自分が
仕入:100 管理:50
外注さんが
仕入:30 管理:40
だとして
分担し
自分
仕入:150 管理:25
外注
仕入:0 管理:80
にした方が結果
仕入 130→150
管理 90→105
になって時間当たりの作業能力が上がります。
つまり得意分野に特化したほうが
生産性が上がります。
要するに
自分よりも全体的に能力の低い人だとしても
協力する方が生産性が上がるということです。
この概念は無かったでしょう!
これが比較優位の法則で
貿易と分担はした方が双方豊かになるという
数字のマジックです。
という説明をしても
嫁は全く理解しなかったので
合理が感情を超える日は
遠いかもしれませんね。。
掃除や洗濯を人に任せると不安・・
とかではないねん!
育児だって外注化してもいいんじゃ・・
っていうと
また別次元の批判を浴びそうなんで
辞めときます。
ではまた!
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